婦人

抗うつ剤を打てば安心|心が穏やかになる薬

脳内を安定させる

女性

正しく服用を

鬱病ははっきりとした自覚症状が出ないため、なかなか自分では気づきにくいのですが、立派な病気です。症状が重いものになると、病院での適切な治療が必要不可欠になります。病院での鬱病治療は、投薬が基本です。治療薬にはいろいろな薬が用いられますが、よく用いられる薬の一つとして抗うつ剤があります。まず、鬱病は心の病気とよくいわれますが、本来の原因は脳内の神経信号や分泌される脳内物質などのバランスが崩れていることが大きな原因です。抗うつ剤はその脳内のバランスを正常に戻す効果があるとされているため、鬱病などの精神的な病気の治療の際にはよく処方される薬です。鬱病を克服するには、自分自身で精神状態を安定させるように心がけることももちろん重要ですが、抗うつ剤を服用することによって脳内のバランスを整えることができます。そのため、より症状の改善が早まるという点が大きなメリットであり、鬱病など精神病の治療に抗うつ剤を用いる最大の目的といっても良いでしょう。色々なデータを見てみると、一つの抗うつ剤に対してはだいたい3分の1の人がとても効き目があります。また、3分の1の人にはやや効果があり、残り3分の1の人にはあまり効果があないという場合が多いようです。しかし、抗うつ剤は1種類だけではなく、たくさんの種類があります。Aという薬は効果が無くても、Bという薬であれば効果がある場合もあり、さまざまな薬を試しながら患者さんに効果のある薬を見つけます。抗うつ剤に関しての知識は、医師だけに任せず、自分自身でも正しい知識を持っておくことも大切です。それにより、回復を早めることができます。薬を処方するのは医師ですが、その薬をどのように服用するかを最終的に判断するのは、ほかでもない治療を受けている患者自身です。そのため、より効果の出る服用の仕方を自分なりに把握するようにしておきましょう。特に自己判断で処方されている薬を飲むのを止めてしまったり、病院で違う薬を処方してもらったりすると余計に症状を悪化させることもあります。そのような事態にならないためにも、病院で薬の種類をきちんと確認しておくことが大切です。また、患者になった場合に知っておいてほしい知識として、抗うつ剤の効果が現れるまでには時間がかかるという点です。この薬は、風邪薬のように服用してから1時間程度で症状が改善されるような即効性のある薬ではありません。そのため、服用を始めてから効果があるかどうかを判断するまでは、しばらく様子を見るという事がとても重要です。抗うつ剤はまず、効き始めていると実感するまでに2週間は必要です。なので、1週間程度で症状の改善が見られないからといって、現在服用している薬が効果なしと判断するのは時期尚早なのです。とはいっても劇的に症状が改善されるというわけではなく、なんとなく辛い気持ちになることが少なくなってきたかな、と感じる程度です。しかし、処方される薬によっては、効果が早く出るものもあり、1週間程度で効果が出るものも多数存在します。しかし、それでも個人差があるので、従来通り2週間程度は様子を見ておくのが正しい付き合い方です。そして、明らかに症状の改善が見られたとしても、医師からの指示があるまでは継続して飲み続ける事がとても重要です。鬱病は再発率がとても高い病気なので、症状が改善したとしても一時的である可能性があります。完全に克服するためには、症状が落ちついてからも半年から一年は継続して飲み続ける必要があります。